丹波方面撮影2022年2月17日

撮影日誌

丹波市市島町三ツ塚史跡公園

毎年2月末頃にここの梅園が開花を迎えます。この日は近畿北部が雪の予報だったので梅の花に雪が積もったところを撮影しようと思い出掛けました。しかしながら、途中福知山あたりは吹雪いていて大いに期待していったのですが、市島町はほとんど雪は降っていませんでした。また、残念ながら梅の開花も一分咲程度で予想した写真は撮れませんでした。今年は気温が低くて例年より開花が遅いようですね。折角ですので下記に公園の概要を記載します。
三ッ塚廃寺(白鳳時代)の鴟尾(しび)を復元展示。古代遺跡である久良部古墳群、天神窯跡群(廃寺跡)、梶原遺跡群等からの出土品を中心に、地域の歴史、風俗、生活を物語る遺物を展示しています。平成9年には天神窯跡から三ッ塚廃寺(白鳳時代)の鴟尾が発掘されました。

白鳳時代のロマンと約1600株の花しょうぶ。白鳳時代の「三ッ塚廃寺」後が公園として整備され、二千平米の敷地の江戸系、肥後系、伊勢系の花しょうぶ約1600株が植えられています。六月初旬には、白や紺、紫の花が満開となり清楚なたたずまいで訪れる人々の目を楽しませてくれます。

2021年2月18日にはこんなに咲いていました。昨年は暖かかったのですね⁉

福知山城
丹波市が空振りになったので、福知山に戻ることにしました。福知山城の雪景色を期待して戻りました。結構吹雪いていましたが、積もる程ではありませんでした。
ここでも折角なので、福知山城の歴史も少し説明します。

弥生時代の土器が発掘されるなど、古くから利用されていた由良川に突き出す丘陵の上に築かれた城、福知山城。織田信長の命を受けて天正7(1579)年に丹波を平定した明智光秀が、西国攻略の拠点として城と町を築き、明智の「智」の字を用いて「福智山」と名付けたと伝えられます。

 築城後、光秀は初代城主となり娘婿の明智秀満(左馬助)を城代に置きます。その後、城主が度々変わるなか城の改修と増築が進められ、大天守・小天守連立式の現在の福知山城の姿は、江戸時代初期にはほぼ完成していたと考えられます。そして、明治6(1873)年の廃城令以降、天守は失われ石垣などのみとなりました。現在の城は昭和61年(1986年)に再建されました。

玉雲寺と琴滝
 次に帰り道に、京丹波町の玉雲寺と琴滝によりました。玉雲寺は秋の写真で紹介していますが、雪景色はどうかと思い寄ってみました。また、琴滝は秋は水量が少なかったので、今はどうなっているかを確認に行きました。今年は雪が多かったのか、水量はやや多くなっていました。