桜の他にも咲いてます

春の風景

京都府綾部市老富町のミツマタ
森一面を埋め尽くす神秘的なミツマタとシャガの群生地が、京都府綾部市の水源の里・老富(おいとみ)地区にあります。ミツマタ群生(3月下旬~4月中旬)、シャガ群生(4月下旬~5月中旬)の開花シーズンには休憩所「花やどり」を開設し、あったかいぜんざい、お茶やコーヒー、地元特産品などの販売もされています。

兵庫県丹波市氷上町清住カタクリ
氷上町には「かたくり」の花の群生地があります。見頃は4月初旬で、春先クヌギ林の中にひっそりと群れ咲く薄紫の華麗な花は、さながら紫の絨毯のようです。かたくりの花はユリ科の多年草で、花が咲くまでに7~8年かかると言われています。雨や曇りの日には蕾のままの姿で、晴れた日にしかその可憐な姿を見る事が出来ません。また氷上町は、かたくりの南限と言われており、毎年多くの観光客やカメラマンが訪れています。4月の上旬の日曜日には、かたくり祭りも開催され多くの観光客で賑わいます。

大阪府豊能町高山のコブシ
棚田に春を告げる、コブシの大木、花が咲くといよいよ耕作の始まりです。

豊能町光ヶ谷のミツマタ
能勢電妙見口から東南の方向、約3km、徒歩で約1時間のところに群生地が有ります。何故ここに多くのミツマタ(光ケ谷にはもう一か所、初谷渓谷にもある)があるのは、むかし、吉川地区の人が、和紙の原料として育て、相当多くの量を出荷して(吉川村史に掲載)生計を立てていた名残りだそうです。